畠山さんが「フォレスト(森林)ヒーロー」に。


報道などでご存じの方も多いかもしれませんが、発足当初からの海守会員である、宮城県気仙沼在住の畠山重篤さんが、世界の森林保護に取り組む国連機関「国連森林フォーラム(UNFF)」が実施している「フォレスト(森林)ヒーローズ」の1人に選出され、ニューヨークの国連本部で2月9日に表彰式が行われました。

畠山さんは、カキ養殖業を営むかたわら、森からの養分が川を通じて海を豊かにすることを重視し森を育てる「森は海の恋人運動」のリーダーで、海を守り育むための広葉樹植林活動を1989年から続けてこられました。

「フォレストヒーローズ」は、2011国際森林年に際し、森を守るために地道で独創的な活動をしている功労者を顕彰する事業で、世界41カ国から90人の応募があり、受賞者は畠山氏のほか8人でした。

現在、海守が新日本製鐵㈱の協力を得て進めている「鉄分供給による藻場再生事業」も畠山さんとのご縁をきっかけに始まったもので、過去には会員向けイベントの中で講演をお願いするなど、海守の活動にも多大なるご協力をいただいております。

東日本大震災では、ご自身のカキ養殖場が壊滅的な被害を受けただけでなく、前述の「森は海の恋人運動」で育ててきた広葉樹林も大きな被害を受けましたが、NHKの番組「プロフェッショナル 仕事の流儀」に出演された際も「それでも海を信じている!」と力強く語られ、地域復興と同時に、次世代に豊かな海を繋ぐための活動を牽引されています。


詳しくは
http://blog.canpan.info/umimori/img/692/forest_heroes.pdf

「国連森林フォーラム(UNFF)」でのスピーチはこちらでご覧いただけます。
http://www.youtube.com/watchv=Etk6VuBbdwM&feature=youtu.be&a



海守より